「この補助金、申請した方がいいですよね?」
補助金の相談で、
社長から必ず出てくる質問です。
しかし、この問いの立て方自体が、
少しだけ順番を間違えています。
申請するかどうかを考える前に、
社長が考えるべきことがあります。
それが、今回お伝えする 3つの視点 です。
■① この投資は“補助金がなくてもやるか”
最初に考えるべきは、ここです。
- 補助金が出なかったらやめる
- 補助金が出たらやる
この判断になっている場合、
その投資は再検討が必要です。
補助金は、
投資の是非を決める材料ではない
からです。
本当に必要な投資であれば、
補助金がなくても「やる」判断になります。
■② 補助金が入るまで、会社は耐えられるか
補助金は後払いです。
- いつ支払うのか
- いつ補助金が入るのか
- その間の資金残高はどうなるのか
ここを確認せずに進めるのは、
非常に危険です。
補助金が入るまで持つかどうか
ではなく
持ちながら経営を続けられるか
を考える必要があります。
■③ 投資後、会社はどう変わるのか
最後に考えるべきは、
投資後の姿です。
- 売上はどう変わるのか
- コストは下がるのか
- 楽になるのは現場か、資金繰りか
ここが曖昧なままでは、
補助金をもらっても、何も変わらない
という結果になりがちです。
■この3つが揃って初めて、申請を考える
まとめると、
補助金を申請する前に考えるべきことは次の3つです。
- 補助金がなくてもやる投資か
- 補助金入金まで耐えられるか
- 投資後の姿が具体的に描けているか
この3つが揃っていれば、
補助金は「追い風」になります。
■補助金は“社長の思考”を試す制度
補助金は、
- タダでもらえるお金
ではなく - 社長の判断力を問われる制度
です。
だからこそ、
申請書より先に、
社長自身の頭の中を整理する
ことが重要です。
■「申請できるか」より「使うべきか」
補助金の話になると、
- 条件に合うか
- 採択されるか
に意識が向きがちです。
しかし、最も重要なのは、
その補助金を使うべきかどうか
です。
■補助金は最後に考えるもの
補助金は、
- 経営のスタートではない
- 判断のゴールでもない
あくまで、
経営判断の結果として、
使うかどうかを決めるもの
です。
申請ボタンを押す前に、
一度立ち止まって、
この3つを自社に問いかけてみてください。


